受験の目的を考える

まずは親が受験の目的を整理することが重要です。子供から将来なりたい職業がある、行きたい学校があるといった理由で受験するのなら問題ありません。しかしそうでない場合、親はなぜ中学受験をするのか、そのメリット・デメリットを考え、理解しておく必要があります。周りもみんな受験するから、と言った気持ちでは長続きしません。多くの時間と費用もかかりますし、子供への負担も強いることになります。

もし受験が親のエゴや虚栄心、コンプレックスなら、今一度考え直してみてください。いざ子供の成績が伸び悩んだり壁に当たったときに、説得する前につい感情的になってしまいます。しかし理由はどうであれ、親は子供のためを思って受験を考えているはずです。それならば、子供と同じ目線に立って、志望校に合格したらどんなメリットがあるのかを具体的に考えましょう。そして、そのイメージをそのまま中学受験をする目的にすり替えてあげればいいのです。

例えば、「スポーツや音楽などを始めても、公立中学校では受験のため3年で中断しなければならないが、大学の附属校なら10年間続けられる」「志の高い子たちと一緒に、レベルの高い授業を受けられる。その経験は社会に出てからも助けになる」などです。この目的はどんなことがあってもブレないように、子供のモチベーションを保ちましょう。